【宇垣美里】ラブクラフト【二十億光年の恋】

1 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:23:58.60 ID:Samavgm9u
スレが立てたら書く。
https://reomimichan.amebaownd.com/posts/49302223/

45 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:55:23.64 ID:Samavgm9u

(ああ、そうか。僕は戦争を経験した…家族の言葉があって生きているんだ)
ととが汗水流して働いたこと
血と肉を切り分けて僕が生まれたこと
そして、最後に
「ありがとう」
とととが涙を流したこと。
そうやって愛は愛を紡いで僕たちは生まれて来たんだ。
愛を教えてくれた人
最後まで愛を語ってくれた人
忘れてはならない
あの心の中の晴れ渡った青空を。

70 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 18:35:28.98 ID:qiQinfkHg

愛してる

美里覚えてる?
貝がら割りで手を繋ぐんだよ
もしTBSスタジオ近くのベンチに一緒に座ってたら
向かい合って貝がら割りでずっと手を繋いでいようね
ブランケットは寒くならないように
ずっと貝がら割りで手を繋いで
握っていたいよ
初めは背伸びだったんだよ
あなたの背丈に合うように
愛しているから

65 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 09:51:54.44 ID:TfnZPn8/h

小宵こなんと結婚したい
小宵こなんがいい

56 :風吹けば名無し:2023/11/12(日) 21:16:13.69 ID:vN7ze0XX2

小坂菜緒の先祖って宇垣一成だよね。萩原美里。

13 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:31:43.35 ID:Samavgm9u

夜。煙草を吸いに、森屋は外に出た。外は寒かった。微かに見える星はまるで、街の光に消される様に光っていた。
周りは薄暗い暗闇につつまれていた。向こうには街が眩く光る。
もし、普通の人間だったら、と考える。この数年、誰かに本当の自分のことを話していない。
不思議だ。思ったより、一人になることは簡単だ。普通に生活していても、堅気じゃない行いをしても、一人で動いた方がやりやすい。

8 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:28:28.78 ID:Samavgm9u


高山は自宅のマンションに帰って居た。
あれからどれくらいの月日が経っただろうか。
冷蔵庫からペットボトルの水を取り出して、一口飲みかけた。
初めは幻想かと思った。
末永真理。
高山は言葉を失った。
しかし、またいつもの自分に戻った。
高山はその場に立ち、末永真理は立ち上がると、高山の方へ歩み寄った。
高山は直前で
「どうしたんだ?」
「ありがとう」

4 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:25:37.60 ID:Samavgm9u

僕は忘れっぽい性格だから彼女の顔は覚えていても名前は思い出せない。彼女はよく僕に言った。

「目の前のことを大切に。存在しないものは愛せないのだから。」
彼女と同じ部屋で寝た訳でも、彼女と一緒に暮らした訳でもない。
ほんの短い間、彼女が僕の横で傘を差してくれただけだ。
僕は大人になる度に来る日も来る日も彼女のことが恋しくて泣いた。
彼女の面影がどこか遠くへ行き、薄れて行く度に大人になることを拒み続けていたのかもしれない。

29 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:43:15.51 ID:Samavgm9u

「落ち着け、お前、自分を見失ってないか?お前はヤクザ者じゃないんだぞ?警察だ。昨日、何があった?」
森屋はふと、我に返ろうとした。
「お前みたいな潜入だけじゃないんだ。」
森屋は何のことか分からなかった。
「潜入だけじゃない?」
「お前、中国でヤクを持ってたらどうなるか知ってるか?」
「それは・・・、それって、」
「織田組の幹部を襲わせたのは、俺のよしみだ。」森屋は抑え切れなかった。
「それがどんなことだと思ってるんです!?あなたは警視だ!警察なんですよ!」
警視は重く静かにただ、
「そうだ。」

24 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:39:19.12 ID:Samavgm9u

織田は鼻で笑った。
「そうか、そう考えるか。」
森屋には何を考えてるか分からなかった。
「じゃぁ、お前、表と裏、どっちが自分だと思う?」
「それは、一体・・・」
「堅気とヤクザの違いって何だと思うか?」
森屋には答え様が無い事が分かった。
「お前には答え様が無いかもな。」
背筋に微かに寒気が走った。
「お前は、俺の右腕だ。俺のためによく働いてくれる。自分のことなんて、考える暇なんて、無いだろう。すまないな。」
緊張が一瞬でほぐれた。

62 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 07:34:41.69 ID:TfnZPn8/h

正直仕事は辞めたい
キツい

47 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:56:26.91 ID:Samavgm9u

本当に青春時代に女の子との思い出なんか一つもなかったな。ただ呼び出されて買い物とかに付き合っただけ。
今更27歳の大人で可愛がって貰おうとか思わないよ。でも一生10年前のあの頃を引きずるだろうな。
ずっと頭の中には「可愛がってくれるお姉さんの存在」で頭がいっぱいだった。でもその一人のひとを今でも愛している訳ではないし、
宇垣総裁が結婚する時もいい思い出の一つとしてポケットにしまって置こうかな。壊れた時計を直す暇もないけど
けど

71 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 18:44:30.93 ID:qiQinfkHg

二度と戻らないあの時
夢の続き
スバルの CM で小学生の女の子が学校の宿題で「将来の夢を絵で描く話」があるんだけれど、その CM を見る度にこの物語にはもう一人出て来なかった人が居るんじゃないか、と思う。
それは、その女の子と家族の為に同じ夢を諦めた男の人。その人は表に出て来ない。何故なら、誰もその人の本当の気持ちや存在すら知られていなかったから。
でも、実は遠くからその女の子の家族を見守っていて、誰よりもその女の子の成長を望んでいた。
その女の子と女の子の両親のためにその後の数十年間を諦めたからだ。その男の人は自分の人生よりも女の子の両親から生まれてくる女の子の命と家族の思い出の為に犠牲になったんじゃないかって。
だから、諦めて挑戦しなかった。その男の人は「自分が家族に囲まれて幸せに生きること」を。その女の子の「夢」のために。

57 :風吹けば名無し:2023/11/12(日) 21:27:15.83 ID:vN7ze0XX2

おじいちゃんの又従兄弟が宇垣一成

64 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 09:13:11.20 ID:TfnZPn8/h

オレ幸福の科学なんだ。
賀喜遥香の旦那

74 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 18:47:31.74 ID:qiQinfkHg

逝ってよしなら逝こうかな
もっと強く生きて逝こう

58 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 07:05:52.98 ID:TfnZPn8/h

夢の中に小宵こなんが出て来たわ
平安時代の建物の中ランニングしてたら小宵こなんとランニングしながら手を繋いで
小宵こなんが手を繋ぎながら「あとで部屋のベッドでエッチしてもいい?」って笑顔で聞かれたわ。
そしたら「時間があればね」と答えてた。

5 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:26:09.47 ID:Samavgm9u

僕は今大人になって酒も出来る、煙草も出来る、一人でどこにだって行ける大人になった。
そんな時だった。彼女の代わりにもう一人僕に傘を差してくれる人が現れた。
「私の傘に入りませんか?」
傘も差さずに一人で濡れてばかりの僕に彼女だけが傘を差してくれた。
温い涙が雨の水滴と一緒に落ちると彼女は部屋に連れて行き、温かいスープを僕にくれた。

54 :男運皆無:2023/11/11(土) 07:39:19.10 ID:OpMMVhPbv

相談に乗ってくれないか

66 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 09:58:19.59 ID:TfnZPn8/h

万代くん
怖いよね。違う組織の義兄弟だから。

68 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 17:47:13.71 ID:qiQinfkHg

セブンイレブン
https://missav.com/dm35/ja/ssis-886
うるさいうるさいうるさい!!
 .バン.彡⌒ ミ バン バン
  ∩;`・ω・´)  バン
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/バン
. ̄ ̄\/___/ ̄

23 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:38:40.32 ID:Samavgm9u

「はい、もちろんですよ。お送りします。」
「よし、それじゃ、出してくれ。」
肩をポンと叩くと織田はその場を去った。森屋は静かに、そして秘かに思った。
“・・・話?何のことだ?中国マフィアとの取引は、下と、他の幹部に任せて、織田自身はまだ直接介入しないはずだ・・・”
動揺して、震えそうになるのを堪えた。指にはめてあったリングを見た。警視にはもう既にモールス信号を送ってある。
先ず、この話は警視と会ってからだ。一人ではどうしようも出来ない。デカイ取引になりそうだ。車の中、しばらく沈黙が続いた。
「純。」
鼓動が静かになって行くのが分かった。
「何ですか?親父。」
織田は窓の外を見た。
「0と1の半分は何だと思う?」
「0と1?数学ですか?」

75 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 18:47:56.96 ID:qiQinfkHg

あかん頭が朦朧としとる

37 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:49:11.14 ID:Samavgm9u

「嘘つけ。第一、お前高校時代から警察になりたいって言ってただろ?俺は善人になるんだって。そのことはどうなってるんだ?」
森屋と男は目が合うと頬が緩んだ。
「友幸、お前こそ高校辞めた後どうしてたんだ?」
佐藤友幸、森屋の高校時代のほんの僅かな数少ない唯一の友人だった。友幸はハァと息をつくと話をした。
「俺は、あの後、大検を受けて、大学にも入ったよ。その後、普通に就活をして、今はただのサラリーマンだ。」
「・・・それだけか?」
「ああ、そうだよ。つまらない程、退屈で平凡な人生が俺の人生だ。」
「そうか。」

32 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:45:34.85 ID:Samavgm9u

「どこでその情報を?」
「もちろん、田所からだよ。」
小野寺警視は息を吸うと少し間を置いた。
「どうしたんです?」
「いや、少し気がかりでな。」
「何がです?」
「中国マフィアはあくまで仲介役だが、噂にも過ぎないんだが、聞いた話によれば、その立場を利用して、織田組と黒新会の抗争を和解に導こうとしてるらしいんだ。」
「和解?」

3 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:25:05.03 ID:Samavgm9u

「早く濡れるから部屋の中へ入っておいで」
と。僕の受験勉強が始まった頃だった。彼女は遠方の親戚に用があると言ったきり帰って来なくなった。
僕は地元に戻りたくて中学を転校したのだけれど、雨の日に濡れて帰るのは彼女のことを思い出したくてだった。
僕はどことなく彼女のことを梅雨の季節から「さつき」と呼んでいた。

40 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:52:02.29 ID:Samavgm9u

「ヒロシ」
「何すか、兄貴?」
「お前、やっぱり似てるよ。あいつに。」
「そんなことないっすよ。お気の毒ですね、その・・・友達。」
森屋は久しぶりにこんな優しい気持ちで笑うな、と思った。
「お前は本当の自分に気付いてないだけだ。自分で決めろよ。どっちを選ぶかは自分自身だ。
でも、今のお前はお前で、そこに居て、ここにいる。あいつだって、俺だって、昔は、・・・子供だったんだ。」
そうすか、とヒロシが言うと森屋は煙草を消した。店を出ると、ほんの僅か、穏やかな空気が流れた。

55 :風吹けば名無し:2023/11/11(土) 08:37:40.57 ID:lhb6H0gMW

ええで

16 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:33:27.71 ID:Samavgm9u

「そうか?俺は鼻が詰まってるみたいだな。」
「え?嘘でしょ?兄貴、よっぽど鼻が麻痺して・・・」
「ヒロシ、少しうるさいぞ。」
森屋はヒロシの頭を軽くはたいた。「・・・っぃて〜、兄貴ひどいじゃないすか〜、俺、正直なこと言っただけっすよ、」
森屋はそそくさと先にバーに入った。「ちょ、兄貴ー」
バーに人は居なかった。薄暗い、古いバーだ。この辺りには昔の香りがまだ残る横丁街が広がっていた。
「兄貴、何で、ここに来たんすか?もっと他にいい場所あったでしょ?」
「ぼやきすぎだぞ、ヒロシ。お前、俺の弟分だろ?」
「そりゃぁ、そうっすけど・・・」

49 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:57:26.89 ID:Samavgm9u

愛してる
美里覚えてる?
貝がら割りで手を繋ぐんだよ
もしTBSスタジオ近くのベンチに一緒に座ってたら
向かい合って貝がら割りでずっと手を繋いでいようね
ブランケットは寒くならないように
ずっと貝がら割りで手を繋いで
握っていたいよ
初めは背伸びだったんだよ
あなたの背丈に合うように
愛しているから

50 :風吹けば名無し:2023/11/11(土) 06:15:55.57 ID:FoUMCAZf5

馬場ふみかっていいよな
夢の中でおっぱい揉みしだいてパイズリして貰ったわ。なぜか夢の中で誹謗中傷で通報されて警察官が来たけど。

34 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:47:03.63 ID:Samavgm9u

森屋は織田の言葉を思い出した。
“俺たちは世界に出る。”
「その話、本当なんすか?」
「確証は無いがな。」
「どうする積もりです、その話が本当で織田組と黒新会が手を組めば、警察で到底抑え切れなくなる、何か、手を打たなければ、このままだと・・・」
「ああ、分かってる。」
小野寺警視は森屋に話を切り出した。
「落ち着け、計画がある。」
「計画?」

12 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:31:11.02 ID:Samavgm9u

「愛する人は一人だけでいいのよ、私には大切な人が居るから。」
帰り際
「お気をつけて」
と高山は言われると
「死ぬだけだ。」
森屋が後ろから笑っていた。
撃ち抜かれた銃弾は無情にも雨に打たれた高山の亡骸を赤く染めた。

30 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:44:13.84 ID:Samavgm9u

と口を開いた。
「お前、警察とは何だと思う。」
森屋は答えようとしたが、答えられなかった。
「お前は、潜入だ。このこと自体が違法なんだぞ!お前、正義は何で成り立ってる?正義という言葉の“義”という言葉は何だ?
警察学校ではこんなこと教えてもらえなかっただろうけどな、けど、だからこそお前を選んだんだ。
この街を始め、国の為に、自分自身のことを自我さえ捨てられる人間だと思ったからだ。これは、一つの大義なんだ。
どんなことでも、犠牲で成り立つ歴史があれば、その犠牲で今が成り立ってるんだよ!それを最小限に抑える為に俺たち警察がいるんじゃねぇか!」
森屋は言い返すのを止めた。

52 :風吹けば名無し:2023/11/11(土) 06:50:50.86 ID:FoUMCAZf5

オレはAdoと結婚するかもしれない。神道式でやる。

44 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:54:35.35 ID:Samavgm9u

そして僕に
「あ、あり、ありが、とう。い、いいい、いい孫に、恵まれ、るんだぞ」
嬉し涙で目が濡れていた。
「お父さん」
僕も一言手を握りしめた。
「あ、ありがとう…愛してる」
その日からしばらく経って病床は空になった。
晴れ渡る青空を見ると思い出す。

69 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 18:12:55.87 ID:qiQinfkHg

性的不能者美里阿国婆婆自殺しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

28 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:42:22.80 ID:Samavgm9u

何故、中国マフィアとの取引の話に抗争関係にある黒新会との関係を洗わなければならないのか、森屋には不思議だった。
「黒新会はもう既に中国マフィアとの取引の手立てを済ませている。織田組の者がそれを知れば、より抗争は増すだろう。
しかし、もう既に中国マフィアは日本に黒新会を通じてパイプを作ってる。そこでだ、既にあるパイプから、黒新会と織田組を叩き出すんだ。」
森屋はもうやり切れなかった。
「織田組の次は黒新会、何年、もうこんな生活してると思うんですか?もうそろそろ10年近くですよ!次は黒新会に潜入でもしろと言うんですか?!」

41 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:52:46.87 ID:Samavgm9u

二度と戻らないあの時
夢の続き
スバルの CM で小学生の女の子が学校の宿題で「将来の夢を絵で描く話」があるんだけれど、
その CM を見る度にこの物語にはもう一人出て来なかった人が居るんじゃないか、と思う。
それは、その女の子と家族の為に同じ夢を諦めた男の人。その人は表に出て来ない。何故なら、誰もその人の本当の気持ちや存在すら知られていなかったから。
でも、実は遠くからその女の子の家族を見守っていて、誰よりもその女の子の成長を望んでいた。
その女の子と女の子の両親のためにその後の数十年間を諦めたからだ。
その男の人は自分の人生よりも女の子の両親から生まれてくる女の子の命と家族の思い出の為に犠牲になったんじゃないかって。
だから、諦めて挑戦しなかった。その男の人は「自分が家族に囲まれて幸せに生きること」を。その女の子の「夢」のために。

15 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:32:48.39 ID:Samavgm9u

しかし、数年経った今、こんなにも冷静だ。ヤクザとして、この光景を見慣れたのか、それとも、本当の警察の真義に気付き始めたのか・・・。
森屋は煙草をかき消した。森屋は思った。こんなにも人は心で死んでいるのに、肉体は死なないものだ、と。
森屋が死去する数ヶ月前、森屋は弟分のヒロシと飲みに出かけた。街は生ゴミが腐った臭いが広がっていた。まるで、屎尿が腐った臭いだ。
「兄貴、ここ、すげぇ臭くないっすか?」
ヒロシがわざとらしく鼻をつまんだ。

33 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:46:14.41 ID:Samavgm9u

「ああ、中国とのヤクの取引はものすごいデカイ、高額なビジネスになる。中国では薬物は死刑だ。一歩間違えば、命取りになる。
しかも、中国マフィアは世界でも有数規模の大きさを誇る集団だ。日本の暴力団の規模など、到底匹敵するものではない。
しかし、日本の暴力団と、中国マフィアが手を組めば、日本の暴力団と言えど、一般企業にすれば一流大企業に経済影響力は匹敵する。
日本の裏社会は確固とした体制と組織で成り立つだろう。現にマフィアと繋がってる政府の幹部も多からず少なからず、居るみたいだ。
その為に、一つの体制となる必要がある。その仲介役と新たな最大規模の犯罪組織の立役者が中国マフィアだ。」

53 :風吹けば名無し:2023/11/11(土) 06:55:58.31 ID:FoUMCAZf5

菅原潮
ヤクザ。偽装離脱。

21 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:37:20.59 ID:Samavgm9u

「あいつらが欲しいのはここ一帯のショバ代だ、だが、争いを起こす積りは無い。しかし、断固たる対応を取るんだ。
中国マフィアから、海外のマフィアはこの日本でオイシイ話を求めてやって来てる。
今回のマフィアはまだ、その中でもゴロツキの程度とでも考えていいだろう。我々が相手にするのは、
この国に来てる、本土にデカイ組織を持つマフィアだ。彼等は政府ともパイプを繋いで、関係を持ってる。
彼等と薬物の取引をすれば、高額の値で取引される。これは、ビジネスだ。俺たちは世界に出る。
黒新会に先を越される前に、取引の為のパイプを着実に確保しろ。いいな、お前等、分かったな?!」

51 :風吹けば名無し:2023/11/11(土) 06:36:24.45 ID:FoUMCAZf5

馬場ふみか
夢の中でおっぱい乳首吸いながらそのまま騎乗位で挿れたら馬場ふみかの経験人数聞いたら「3人」とか言ってたわ。
そしたら俺は気持ちよくなりたいから「正直に言ってごらん」とか言ったら「2000年に1回3人」とか訳の分からないこと言ってたわ。
ちなワイの家の布団。

39 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:51:10.93 ID:Samavgm9u

レスの関係から中略続きは
>>1
から読めます

38 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:50:02.99 ID:Samavgm9u

森屋と友幸は笑い合った。
「ところで、純、お前、雰囲気変わったな。」
「そうか?」
「見るからにやさぐれてるよ。昔は真面目な努力家って感じだったけどな。」
「・・・そうか、今の俺は別に昔と変わっちゃいない積もりだ。逆に、今は・・・」
森屋は言葉に詰まった。
「ああ、分かってるよ。変わっちゃいない。俺だって言えないことがある。」
森屋はまるで自分のことを見透かされている様な気持ちになった。
友幸は少し言いづらそうだったが、森屋に自分のことを問いかける様に話しかけた。

67 :Tomoyuki Sato:2023/11/13(月) 15:31:45.72 ID:TfnZPn8/h

宇垣美里特別コラム「たくさんの星屑たちがいた、あの場所。」を読んで
あなたは愛する人を失ったことがありますか?という経験がコラムに活かされていると思った。
イヤよイヤよも好きのうちとは共依存は嫌い合った経験の中で生まれる恋人としての経験だと思った。
誰も傷付けない恋などあるだろうか?きっと大切な旦那さんに身綺麗に手渡す為の試練なのだろう。
いつかきっと必ず報われる時が来る。それが宗教が人間に与えた試練なのだから。
https://www.gentosha.jp/article/20407/

36 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:48:26.15 ID:Samavgm9u

森屋はとある横丁街を歩いてた。晩飯の買い出しを安く済ませようと思った。森屋はふと、背後に気配を感じた。足音は速くなる。とっさに振り向いた。
「黒新会か?!」
その男は黒新会の組員では無かった。遠い、昔の懐かしい記憶が蘇った。
森屋と男は昔馴染みだった。二人は横丁街のバーで飲むことにした。
「純、お前、さっきどうしたんだ?黒新会って何のことだったんだ?」
「気にするな、ちょっとばかり、借金抱え込んでるだけだ。」
男は笑った。

9 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:29:04.04 ID:Samavgm9u

高山は茫然とした。
何を言ってるのか分からなかった。
末永真理はばつが悪そうに、目線を外しながら、それでも
「ありがとう。おじさん。…確かにおじさんは変な人だし、…いい人じゃないかもしれないけれど、けど、本当にありがとう。…あぁ、初めて家族って、こんなもんなんだなぁ…って」
ふてくされたみたいなぶっきらぼうな言い方は相変わらず、変わって居ない。
「おじさん。」
高山は真理の目を見た。

20 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:35:55.12 ID:Samavgm9u

「けどな、お前みたいな若造でも、俺たちの家族だ。俺たちの家族の一員に自分から選んで入って来たんだからな。
俺とお前は血を分けた息子と同じだ。そうしてお前は、あの盃をくみ交わしたんだろ?
もう、餓鬼みてぇなこと言うんじゃねぇぞ。お前も一端の織田組の一員だ。」
「はい、分かりました・・・。」
若い組員は去勢された負け犬の様に押し黙った。織田はフと微笑むと
「のし上がりたきゃ、のし上がれ。這い上がるんだ。」
織田は全員の方に向き直した。

42 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:53:31.11 ID:Samavgm9u

雨ふり天狗
これからとととの話をする。僕にはととが二人居る。二人と言っても数え方次第だが、
ととが幼い僕を抱きかかえた写真は今でも残っている。
ととは麦わら帽子を被ったひまわり畑の女の子の話をよくしてくれた。白いワンピースの女の子で…
「こんな綺麗な晴れ渡る青空なんだ。絶対に戦争なんかしちゃ行けないよ」
とととは言った。
ある日ととは倒れた。皮膚病でがんに変異して辛さの余り倒れてしまった。
ととが60歳の頃だった。年金や退職金を貰おうとした矢先のことだった。