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「日韓対立のそもそもの原因は、米国政府が日本を韓国よりも大切にしすぎたためだ」――
米国の歴史学者がこんな独自の見解を表明した。「だから日韓両国は米国を非難すべきだ」とも主張する。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191002-00057790-jbpressz-int&p=1
この歴史学者は一貫して韓国を支援し日本を非難してきた人物である。
ところがこの見解には日本への非難がない。現在の日韓対立の原因を日本側に帰することは、
韓国びいきの学者にとっても難しくなったということなのか。日韓対立が国際的な波紋を広げ、
米国の対応にも注目が集まるなかでの米側の面白い動きの1つと言えよう。
■ ダデン氏と韓国の親密な関係
この見解を発表したのは米国コネチカット大学教授のアレクシス・ダデン(Alexis Dudden)氏だ。
朝鮮半島や日本の歴史を専門に研究してきた女性歴史学者である。
ダデン氏は、日本と韓国の間での歴史認識関連の対立に関して常に日本糾弾を鮮明にしてきた。
2000年の「女性国際戦犯裁判」では主宰者の1人となり、昭和天皇を有罪とする“判決”を下した枢要の活動家だった。
2007年の米国下院の慰安婦問題に関する日本政府非難の決議でも推進役の一員となった。
慰安婦問題では、「性的奴隷」「日本軍による強制連行」「20万人が犠牲」など朝日新聞の誤報と
歩調を合わせる形で日本叩きを続けてきた。
ダデン氏は、とくに安倍晋三首相に対しては「軍国主義者」「裸の王様」など
口汚い言葉を浴びせ、「危険な人物」として攻撃してきた。
その一方、ダデン氏は韓国政府に頻繁に助言を与え、頼りにされてきた。韓国との関係はきわめて親密であり、
2015年には韓国民間機関から「安倍首相の歴史歪曲にノーを告げた」との理由で「平和大賞」を受けている。
そのダデン氏がニューヨーク・タイムズ(9月23日付)に「東アジアでの米国の汚い秘密」と題す
投稿論文を載せた。副見出しには「いま日本と韓国が衝突するのは米国が
長年(日本を)えこひいきをしてきたからだ」と書かれている。
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