【宇垣美里】ラブクラフト【二十億光年の恋】

1 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:23:58.60 ID:Samavgm9u
スレが立てたら書く。
https://reomimichan.amebaownd.com/posts/49302223/

9 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:29:04.04 ID:Samavgm9u

高山は茫然とした。
何を言ってるのか分からなかった。
末永真理はばつが悪そうに、目線を外しながら、それでも
「ありがとう。おじさん。…確かにおじさんは変な人だし、…いい人じゃないかもしれないけれど、けど、本当にありがとう。…あぁ、初めて家族って、こんなもんなんだなぁ…って」
ふてくされたみたいなぶっきらぼうな言い方は相変わらず、変わって居ない。
「おじさん。」
高山は真理の目を見た。

56 :風吹けば名無し:2023/11/12(日) 21:16:13.69 ID:vN7ze0XX2

小坂菜緒の先祖って宇垣一成だよね。萩原美里。

3 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:25:05.03 ID:Samavgm9u

「早く濡れるから部屋の中へ入っておいで」
と。僕の受験勉強が始まった頃だった。彼女は遠方の親戚に用があると言ったきり帰って来なくなった。
僕は地元に戻りたくて中学を転校したのだけれど、雨の日に濡れて帰るのは彼女のことを思い出したくてだった。
僕はどことなく彼女のことを梅雨の季節から「さつき」と呼んでいた。

13 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:31:43.35 ID:Samavgm9u

夜。煙草を吸いに、森屋は外に出た。外は寒かった。微かに見える星はまるで、街の光に消される様に光っていた。
周りは薄暗い暗闇につつまれていた。向こうには街が眩く光る。
もし、普通の人間だったら、と考える。この数年、誰かに本当の自分のことを話していない。
不思議だ。思ったより、一人になることは簡単だ。普通に生活していても、堅気じゃない行いをしても、一人で動いた方がやりやすい。

19 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:35:15.64 ID:Samavgm9u

組員の一人がそう、言い放った。織田はその若い組員を見ると、距離を最大限に縮め、目を真っ直ぐ見つめた。
「おい、お前、何年ヤクザやってんだ?お前、自分の兄弟達が死んでもそれでいいのか?」
「それは・・・」
「お前、死んだら責任取れんのか?お前がタマ張るのは構わねぇけどな、俺たちは身を寄せ合った家族だ。ヤクザであれど、親や兄弟に犠牲を払って、得たものなんて、犬でも喰わねぇぞ。」
「・・・」
織田は溜め息をついて、目線を外し、また若い組員の目をじっと見直した。

97 :風吹けば名無し:2023/11/15(水) 02:23:54.92 ID:sPSsLfpA5

ただまーせやね。息子の名前は友里やな。いつか友寝子になれるように。
ともねこになれるようにとは「蓮の花の上でゆっくりと猫のように眠れるように」。
眠り猫や。

50 :風吹けば名無し:2023/11/11(土) 06:15:55.57 ID:FoUMCAZf5

馬場ふみかっていいよな
夢の中でおっぱい揉みしだいてパイズリして貰ったわ。なぜか夢の中で誹謗中傷で通報されて警察官が来たけど。

43 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:54:03.30 ID:Samavgm9u

来る日も来る日も
「お父さん、お父さん」
と病床の父を見舞った。
あれは冬に差し掛かった頃だと思う。ととの好きな真っ赤な花を買ってあげた。そしたらととが
「お、ま、え、の、ま、ま、こど、も、の、顔を、見せてくれ」
と弱々しく口を開いた。ととはなぜか笑顔で嬉し涙を流していた。

122 :佐藤友幸(東京成徳大学):2023/11/16(木) 11:42:48.28 ID:XB9Ca5kHS

Howdy?
https://hirox246.amebaownd.com/
  i   i  _ ,o,_
 i    | //  ヘ\
  i   /# i   i ヘ
 |  i ゚⌒゚⌒゚l⌒゚⌒゚
i  | 彡⌒ ミ |
   ( ´・ω・) |
 /()ヽ´   .⊃し
.(_,;;).しーJ

21 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:37:20.59 ID:Samavgm9u

「あいつらが欲しいのはここ一帯のショバ代だ、だが、争いを起こす積りは無い。しかし、断固たる対応を取るんだ。
中国マフィアから、海外のマフィアはこの日本でオイシイ話を求めてやって来てる。
今回のマフィアはまだ、その中でもゴロツキの程度とでも考えていいだろう。我々が相手にするのは、
この国に来てる、本土にデカイ組織を持つマフィアだ。彼等は政府ともパイプを繋いで、関係を持ってる。
彼等と薬物の取引をすれば、高額の値で取引される。これは、ビジネスだ。俺たちは世界に出る。
黒新会に先を越される前に、取引の為のパイプを着実に確保しろ。いいな、お前等、分かったな?!」

107 :風吹けば名無し:2023/11/15(水) 21:08:59.68 ID:sPSsLfpA5

てんじんだから出来たこと!

94 :風吹けば名無し:2023/11/15(水) 02:21:35.21 ID:sPSsLfpA5

ウガミサFacebook開始キボンヌ

64 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 09:13:11.20 ID:TfnZPn8/h

オレ幸福の科学なんだ。
賀喜遥香の旦那

76 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 22:33:49.73 ID:qiQinfkHg

振られ方が人間らしさを保っている
村井さんは可哀想に。笑うしかできない。

59 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 07:20:19.61 ID:TfnZPn8/h

久美の息子な
🐷の久美。ゲーム依存症のキチガイでな。

117 :風吹けば名無し:2023/11/16(木) 05:55:01.04 ID:XB9Ca5kHS

ブリヂストンサイクル

84 :風吹けば名無し:2023/11/14(火) 15:50:04.31 ID:O7M0Agyds

1984

126 :風吹けば名無し:2023/11/16(木) 19:25:12.96 ID:XB9Ca5kHS

オレの鉄板ネタ
どうも佐藤太郎でぇ〜すwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ワシ逝くゼットンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

69 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 18:12:55.87 ID:qiQinfkHg

性的不能者美里阿国婆婆自殺しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

36 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:48:26.15 ID:Samavgm9u

森屋はとある横丁街を歩いてた。晩飯の買い出しを安く済ませようと思った。森屋はふと、背後に気配を感じた。足音は速くなる。とっさに振り向いた。
「黒新会か?!」
その男は黒新会の組員では無かった。遠い、昔の懐かしい記憶が蘇った。
森屋と男は昔馴染みだった。二人は横丁街のバーで飲むことにした。
「純、お前、さっきどうしたんだ?黒新会って何のことだったんだ?」
「気にするな、ちょっとばかり、借金抱え込んでるだけだ。」
男は笑った。

53 :風吹けば名無し:2023/11/11(土) 06:55:58.31 ID:FoUMCAZf5

菅原潮
ヤクザ。偽装離脱。

12 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:31:11.02 ID:Samavgm9u

「愛する人は一人だけでいいのよ、私には大切な人が居るから。」
帰り際
「お気をつけて」
と高山は言われると
「死ぬだけだ。」
森屋が後ろから笑っていた。
撃ち抜かれた銃弾は無情にも雨に打たれた高山の亡骸を赤く染めた。

111 :風吹けば名無し:2023/11/15(水) 21:26:59.56 ID:sPSsLfpA5

ヤクザは人間の刑務所で草

60 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 07:20:51.23 ID:TfnZPn8/h

あの丸顔の写真
「人生で二度結婚したい」

25 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:39:55.18 ID:Samavgm9u

「いや、いいんですよ。親父のためなら、」
「じゃぁ、俺が教えてやる。」
静寂が周りを包んだ。
「実を言えば、堅気とヤクザは根にあるものは変わらない。堅気もヤクザも俺たちの様に家族を持ち、寄り添う。
何故なら、人は人間であるからだ。じゃぁ、何が違う?・・・純、当ててみろ。」
黙るしか無かった。

71 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 18:44:30.93 ID:qiQinfkHg

二度と戻らないあの時
夢の続き
スバルの CM で小学生の女の子が学校の宿題で「将来の夢を絵で描く話」があるんだけれど、その CM を見る度にこの物語にはもう一人出て来なかった人が居るんじゃないか、と思う。
それは、その女の子と家族の為に同じ夢を諦めた男の人。その人は表に出て来ない。何故なら、誰もその人の本当の気持ちや存在すら知られていなかったから。
でも、実は遠くからその女の子の家族を見守っていて、誰よりもその女の子の成長を望んでいた。
その女の子と女の子の両親のためにその後の数十年間を諦めたからだ。その男の人は自分の人生よりも女の子の両親から生まれてくる女の子の命と家族の思い出の為に犠牲になったんじゃないかって。
だから、諦めて挑戦しなかった。その男の人は「自分が家族に囲まれて幸せに生きること」を。その女の子の「夢」のために。

31 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:44:50.33 ID:Samavgm9u

「しかし、中国マフィアが違法薬物の取引の為に日本に乗り出して来始めてるのは確かだ。最近までは偽造パスポートの発行や不法滞在者の渡航の仲介をしていたが、
最近になって、中国人のゴロツキどもがショバ荒らしをしていた。それで織田組や黒新会を始めとした日本の既存の暴力団が、
ゴロツキどもや、中小規模の中国マフィアを黙らせようとしたんだ。だが、その情報を得た中国本土の最大規模の中国マフィアが
そのゴロツキどもを抑え、ショバ代を必要としない代わりに日本の暴力団に様々な活動の仲介をしてくれと頼んだ。
その手始めとして、高額なビッグビジネス、ヤクの取引の話が出た。その他にも、抗争には触れないことを約束し、お互いに利潤が出る様に話を進めてるそうだ。」

78 :佐藤友幸(東京成徳大学):2023/11/14(火) 09:06:38.57 ID:O7M0Agyds

中国は内陸で地続きだからイスラム国と同胞みたいになってる訳か(一帯一路)
むしろ日本の方が離れた島国だから攻め入りやすくて危ないのね。憲法改正してもいいんじゃないか。
航空自衛隊なんてサンダーバードなんていうのもあるくらいだし防衛費はもっと増やした方がいいよね。
アメリカと中国と連携するって訳にも行かないのか。とにかく大国との緩衝地帯だから上手く防衛費を中国やアメリカに渡して軍拡は行った方がいいよね。
当たり前の国造りを当たり前に出来なくなる。日本を防衛する為に中国が経済的植民地にする言い訳にも憲法9条はなるだろうし、
とにかく軍拡をしてアメリカや中国と連携して中東やアフリカから防衛する必要があるよね。その為に中東やアフリカと貿易協定(ロジスティクス)を組みながら外交を行う。
GDPを高い地位で占めるにはアメリカや中国と連携して軍拡を行って憲法改正による防衛を行わなければならない。

16 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:33:27.71 ID:Samavgm9u

「そうか?俺は鼻が詰まってるみたいだな。」
「え?嘘でしょ?兄貴、よっぽど鼻が麻痺して・・・」
「ヒロシ、少しうるさいぞ。」
森屋はヒロシの頭を軽くはたいた。「・・・っぃて〜、兄貴ひどいじゃないすか〜、俺、正直なこと言っただけっすよ、」
森屋はそそくさと先にバーに入った。「ちょ、兄貴ー」
バーに人は居なかった。薄暗い、古いバーだ。この辺りには昔の香りがまだ残る横丁街が広がっていた。
「兄貴、何で、ここに来たんすか?もっと他にいい場所あったでしょ?」
「ぼやきすぎだぞ、ヒロシ。お前、俺の弟分だろ?」
「そりゃぁ、そうっすけど・・・」

45 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:55:23.64 ID:Samavgm9u

(ああ、そうか。僕は戦争を経験した…家族の言葉があって生きているんだ)
ととが汗水流して働いたこと
血と肉を切り分けて僕が生まれたこと
そして、最後に
「ありがとう」
とととが涙を流したこと。
そうやって愛は愛を紡いで僕たちは生まれて来たんだ。
愛を教えてくれた人
最後まで愛を語ってくれた人
忘れてはならない
あの心の中の晴れ渡った青空を。

125 :風吹けば名無し:2023/11/16(木) 19:19:58.59 ID:XB9Ca5kHS

オレは田中のマーくんだから。
優しそう

28 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:42:22.80 ID:Samavgm9u

何故、中国マフィアとの取引の話に抗争関係にある黒新会との関係を洗わなければならないのか、森屋には不思議だった。
「黒新会はもう既に中国マフィアとの取引の手立てを済ませている。織田組の者がそれを知れば、より抗争は増すだろう。
しかし、もう既に中国マフィアは日本に黒新会を通じてパイプを作ってる。そこでだ、既にあるパイプから、黒新会と織田組を叩き出すんだ。」
森屋はもうやり切れなかった。
「織田組の次は黒新会、何年、もうこんな生活してると思うんですか?もうそろそろ10年近くですよ!次は黒新会に潜入でもしろと言うんですか?!」

121 :佐藤友幸(東京成徳大学):2023/11/16(木) 09:47:52.00 ID:XB9Ca5kHS

沖津怜直
あかんたれ

98 :風吹けば名無し:2023/11/15(水) 02:24:28.44 ID:sPSsLfpA5

佐藤友里ちゃん。お父さんとお母さんから一文字ずつ取って。

116 :風吹けば名無し:2023/11/16(木) 05:54:50.14 ID:XB9Ca5kHS

友寝子
お父さんは寝るの仕事

41 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:52:46.87 ID:Samavgm9u

二度と戻らないあの時
夢の続き
スバルの CM で小学生の女の子が学校の宿題で「将来の夢を絵で描く話」があるんだけれど、
その CM を見る度にこの物語にはもう一人出て来なかった人が居るんじゃないか、と思う。
それは、その女の子と家族の為に同じ夢を諦めた男の人。その人は表に出て来ない。何故なら、誰もその人の本当の気持ちや存在すら知られていなかったから。
でも、実は遠くからその女の子の家族を見守っていて、誰よりもその女の子の成長を望んでいた。
その女の子と女の子の両親のためにその後の数十年間を諦めたからだ。
その男の人は自分の人生よりも女の子の両親から生まれてくる女の子の命と家族の思い出の為に犠牲になったんじゃないかって。
だから、諦めて挑戦しなかった。その男の人は「自分が家族に囲まれて幸せに生きること」を。その女の子の「夢」のために。

65 :風吹けば名無し:2023/11/13(月) 09:51:54.44 ID:TfnZPn8/h

小宵こなんと結婚したい
小宵こなんがいい

93 :風吹けば名無し:2023/11/15(水) 02:21:12.90 ID:sPSsLfpA5

森山未來の奥さんは宇垣美里に似ている
そっくりよ。本当。今日スキップシティで森山未來に会った。何かの因果なのかねwwwwwwwwwwww

90 :風吹けば名無し:2023/11/15(水) 01:16:51.58 ID:sPSsLfpA5

長岡りょうすけ

15 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:32:48.39 ID:Samavgm9u

しかし、数年経った今、こんなにも冷静だ。ヤクザとして、この光景を見慣れたのか、それとも、本当の警察の真義に気付き始めたのか・・・。
森屋は煙草をかき消した。森屋は思った。こんなにも人は心で死んでいるのに、肉体は死なないものだ、と。
森屋が死去する数ヶ月前、森屋は弟分のヒロシと飲みに出かけた。街は生ゴミが腐った臭いが広がっていた。まるで、屎尿が腐った臭いだ。
「兄貴、ここ、すげぇ臭くないっすか?」
ヒロシがわざとらしく鼻をつまんだ。

115 :佐藤友幸より久保史緒里へ:2023/11/16(木) 04:24:45.40 ID:XB9Ca5kHS

佐藤友幸(東京成徳大学)
埼玉県川口市青木5-7-12-407
08074818413
まで連絡ください。たまにスキップシティに居ます。

113 :佐藤友幸(東京成徳大学):2023/11/16(木) 04:10:21.00 ID:XB9Ca5kHS

久保史緒里ってどうなの?
乃木坂46の事務所って東京にあるんだっけ?結婚して働いてって感じか。
佐藤友幸とはどうなの?正直キツいよなあの画像。
同じ若者で華やかな世界に居る若者と底辺で缶チューハイしか飲めない若者。同じ人間だよ。

51 :風吹けば名無し:2023/11/11(土) 06:36:24.45 ID:FoUMCAZf5

馬場ふみか
夢の中でおっぱい乳首吸いながらそのまま騎乗位で挿れたら馬場ふみかの経験人数聞いたら「3人」とか言ってたわ。
そしたら俺は気持ちよくなりたいから「正直に言ってごらん」とか言ったら「2000年に1回3人」とか訳の分からないこと言ってたわ。
ちなワイの家の布団。

105 :風吹けば名無し:2023/11/15(水) 19:07:30.14 ID:sPSsLfpA5

マディソン

54 :男運皆無:2023/11/11(土) 07:39:19.10 ID:OpMMVhPbv

相談に乗ってくれないか

30 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:44:13.84 ID:Samavgm9u

と口を開いた。
「お前、警察とは何だと思う。」
森屋は答えようとしたが、答えられなかった。
「お前は、潜入だ。このこと自体が違法なんだぞ!お前、正義は何で成り立ってる?正義という言葉の“義”という言葉は何だ?
警察学校ではこんなこと教えてもらえなかっただろうけどな、けど、だからこそお前を選んだんだ。
この街を始め、国の為に、自分自身のことを自我さえ捨てられる人間だと思ったからだ。これは、一つの大義なんだ。
どんなことでも、犠牲で成り立つ歴史があれば、その犠牲で今が成り立ってるんだよ!それを最小限に抑える為に俺たち警察がいるんじゃねぇか!」
森屋は言い返すのを止めた。

17 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:34:05.12 ID:Samavgm9u

森屋は飲んでいた酒をカウンターに置くと、煙草を取り出した。バーの店員がちらと見ると、森屋と目が合い、しばらく森屋のことを見ていた。
「死んだ、友人の分だ。今日が命日なんだ。」
そう森屋は言うと、バーの店員は背を向けた。
「死んだ、友人の命日・・・?」
ヒロシが心配そうな顔して森屋を見た。森屋はヒロシの顔をしばらく見ると、「ああ、この煙草はそいつの分だ。俺は吸わない。」
森屋は微笑った。
「ただ、あいつは煙草も吸わない、本当はガチガチな位真面目な奴だったよ。」森屋はまたヒロシの方をまた向くと、笑った。
「お前みたいに、お人好しで、臆病な奴だったよ。」
「ちょっ、兄貴、・・・何で死んだんすか、その、友達は?」

2 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:24:34.06 ID:Samavgm9u

僕が小学生の頃だった。幼稚園児の頃から仲良くしているお姉ちゃんが居て梅雨が好きな人だった。
旧田中家という場所があって僕が子供の頃はまだそこに似たレンガ造りの建物が残っていて、
そのお姉ちゃんは梅雨の雨の日に僕が外でアジサイを見ながら遊んでいると傘を差してくれた。

14 :風吹けば名無し:2023/11/10(金) 07:32:13.15 ID:Samavgm9u

森屋は遠く、街の方を見た。しかし、人間は一人では無力だ。無意味なんだ。この社会は人で成り立ってる。
ただ、人でこの世が成り立っていればいい。しかし、何故、こんなにも人に義理を感じる?自分がヤクザで、
堅気に迷惑をかけられないからか?それとも、自分が、警察で、
いつか、その犯罪者が適正な法的手段で、裁かられることを願っているからか?
それともヒロシの存在か?・・・感情など、無くなってしまえばいいと思ってた頃もあった。

114 :佐藤友幸(東京成徳大学):2023/11/16(木) 04:12:39.65 ID:XB9Ca5kHS

自分の身の上を恨め
知らねーよ