1 ::2019/10/09(水) 17:51:21.29 ID:tTa/TiuJ0●.net ?PLT(22000)
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「『ご多忙』は『亡』があるからNG」ってホント? 根拠不明の「忌み言葉」が生まれるプロセス
日本語に関するもっともらしい、でも根拠は曖昧な「マナー」を見たことはあるだろうか。
最近もこんな一幕があった。あるテレビ番組で、葬儀での喪主の挨拶について、「本日はお忙しい中…」ではなく
「ご多用の中…」が正しいと、僧侶がコメントしていた。その理由は、「忙」という字に「亡」が含まれており
死を連想させる、そしてこのような縁起の悪い言葉は「忌み言葉」といい、冠婚葬祭の場では避けるべきと
されている――というものだった。
しかし、これに国語学者で国語辞典編集者の飯間浩明さんは、ツイッターで疑問を表した。
飯間さんは「最近のトンデモマナーの類ではないかと疑っています」と投稿し、学術的な根拠はないとしたのだ。
本当に「忙」は「亡」が含まれるから使ってはいけない文字なのか。J-CASTニュースが
取材を進めると、「俗流マナー」ともいうべき風説が拡散される構図が見えてきた。
「葬儀などで『忙』は縁起が悪くNG」という説、どの程度信ぴょう性があるだろうか。
まずネット上で冠婚葬祭マナーでの言葉遣いを解説するサイトを見ていくと、意外にも
「ご多忙」を挨拶の例文として載せているものは少なくない。葬儀会社のサイトでも「ご多忙」が載っており、
「忙」が冠婚葬祭の場で全くの御法度というわけでもなさそうだ。
さらに書籍を調べていくと、1979年発行の『冠婚葬祭 結婚のすべて』(保育社)では、新郎挨拶の例に
「お忙しいところ…」とあり、新郎の父親の挨拶スピーチ例文でも「ご多忙中にも」と書かれていた。
また2011年発行の『冠婚葬祭マナー大事典』(学研パブリッシング)でも、葬儀での喪主あいさつの文例に
「本日はご多忙のところ」と書かれていた。昭和の昔でも今でも「ご多忙」を使ってもマナー違反ではないらしい。
https://www.j-cast.com/2019/10/05368597.html
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